蛇亀猿鳩牛海老





品書きに57577も加へよと韻文神が夢に顕ちたり


ほんたうか 伊勢神宮の方角へ蛇のかうべを向けて置けとは


寒風にきゆーんと渇く目の膜にムチンを殖やす新薬を遣る


遺伝子を継ぐなりはひや はからずも亀から猿にかはる歌舞伎名


鳩の血ともとな信づる紅玉が牛の血と褪せ幻想の崩ゆ


突として椿に気づく冬の日の雪のちらつく午後の余白に


プリプリつて海老ぢやないよ永遠にMの頁をたどる指さき





山科真白 2013.3月号


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