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夢織りをんな
夢織りのをんなを探しに行きませう 一ペニーのコインを持つて
さ迷つてゐるとは言へぬ狭い街 坂の向うに見える階段
くれなゐがぽとりぽとりと落ちてくる夕まぐれに我は居りたり
ゆふぐれの風が揺すつた花籠に誰かの夢が挿されてゐます
獏を飼ふをとこの冬の帽子さえ見つけられずに暮るる手ざはり
夢を織ることがわたしに出来たなら森のケモノの夢を織る夢
夢織りのをんなは白き本に棲む盲ひしちひさき老女なりけり
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