半歌仙    五十鈴の川の巻

初折の表
発句 春の風五十鈴の川を渡りけり とも子
長閑に暮るる旅の湯の宿 栄子
第三 パソコンはここで開くも手間取りて 圀臣
明日もきつと良き日なるべし 龍人
螢火がしづかに消ゆる月ひかり 真白
折端 メロン食み聴くピアノソナタを とも子
初折の裏
折立 幼子とままごと遊び夏の果て 栄子
共に泳ぎしあの娘は何処 圀臣
初秋の再会にして夕まぐれ  龍人
渡りきりたる行合の橋 真白
抱擁の熱き吐息の耳朶を這ひ とも子
思ひ出と言ふ秘薬仕舞ひて 栄子
有明の月に向かへる寒烏 圀臣
独りたたずむ雪の稜線 龍人
若き日のヘミングウェイ巴里にゐて  真白
ボンベイサファイア飲みて夜明けに  とも子
十一 花筏流れに逆らふこともなし  栄子
挙句 うららなる日に光る海原 圀臣
                 


連衆: 橘圀臣・山本栄子・谷口龍人・山野とも子・山科真白

捌: 山科真白





2004年4月3日-4月4日.......発句、脇、第三、四句は三重 伊勢神宮〜登志島於......平句、挙句はBBSにて

2004年5月1日 満尾

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