6月19日1ページ




朝6:20起床。パリの空はまだ明けきっていない。

朝食に行ったのは7:30。だぁれもいない(笑)   
旅行中の前半はこのクロワッサンに魅せられてしまった。

外はパリパリ。中はしっとりもちもち。すごくおいしい。
メトロで向かうはモンパルナス墓地。

実は前回の旅行でペール・ラシェーズ墓地を訪れて以来、墓地めぐりの虜
になってしまったのであった。
メトロを降りて墓地に向かう

墓地に入ってすぐ休みの日はヘビー級のボクサーでもやっているのでしょ
うか?というかんじの黒人の守衛さんに呼び止められる。
こんなに早い時間、日本人の女二人がまた何しにきはったん?というリア
クション。
すかさず、日本から持ってきたお手製の墓地マップを見せる。
ヘビー級は「ほぉ〜〜」と感心してくれ、仲良しになり一緒に写真を撮っ
た(笑)
サルトルとボーヴォワールの墓。

この墓地に葬られている著名な人物を挙げてみると、デュラス、マン・レイ
ボードレール、モーパッサン、サン=サーンス、ピエール・ルイス、キネ、
ベケット、サント=ブーヴ、ガルニエ、ルフラン、ドレフェス、ブラッサイ、シ
トロエン、ザトキン、スティーンなどです。
モンパルナス墓地はペール・ラシェーズより小さな墓地で、それほど目を
引く彫刻や墓石はありませんでした。墓地ぽい墓地という印象でした。

ユイスマンスの墓。
私が一番目当てとしていたお墓です。ユイスマンスの小説には、
多くの影響を受けました。
それが、ユイスマンスのお墓を探すのが一番難しかった。
ふたりで手分けして探してみつからないので、どうしようと、
途方に暮れかかっていたところ、友達が見つけてくれました。
彼女がいないとずっと彷徨っていたかもしれない。感謝感謝です。
墓地を出て私たちが昼食をとるために向かったのが、
モンパルナスの四大カフェのひとつの「ラ・クーポール」
エコール・ド・パリの時代にパリで一番大きなブラッスリーとしてオープン。
内部はとても広く、私たちが入ったときにはそうもお客さんは
いなかったのにあれよあれよという間に満席ぽくなってしまった。
私が注文したのは、創業以来からのメニューだという
「子羊のカレー」

なんだか、これ、そんなにカレーの味はしないのですが、とにかく
食べても食べてもなくならない。そのうえ、横にはまだどっさり
カレーの具が用意されていて、付け合せの野菜の酢漬けばっかりに
手が伸びてしまいました。
友達が頼んだのはシュークルート。
ドイツ料理のザウアークラウトと同じ。この量も半端じゃない。
相当彼女も頑張っていたけれど、このボリュームはすごい。
元々彼女も私もそんなに食べる方じゃないので、こういうとき
は、大食漢がいてくれたら助かるかなぁと思う。
隣にお座りになったフランス人の老夫妻と仲良くなる。
ブルターニュから来たと仰るそのご夫妻はとても素敵で
一緒に記念撮影をする。こういう出会いが旅の思い出です。
友達はギャルソンに気に入られ求婚されていました(笑)

ここで支払った代金は50ユーロくらいでした。結構なお値段です。
お腹がいっぱいなった私たちはまたメトロで移動します。
次は右岸のトリニテで下車。
パリのメトロは本当に使いやすい。方向音痴の私でも全く迷うことがありません。

やってきたのはギュスターヴ・モロー美術館。

私は二度目。友達ははじめての訪問です。
この美術館はモローが青年時代から晩年まで暮らした家で、モローの
遺言によってフランスに寄贈された。
トリニテ駅で降りて、北に向かって歩くと坂の中腹あたりにある。
はじめてだと少しわかりにくいかもしれないが、同じく邸宅を
利用したドラクロワ美術館よりはわかりやすいと思います。

モロー美術館の開館時間は10:00-12:45 14:00-17:15 午後の開館より
若干早く着いてしまった私たちは小雨の降るなか、エントランスの前で
傘をさして待った。ん〜〜結構時間がもったいなかったです。
でも、午前中、墓地を歩き回り、その上満腹すぎるし、雨降るし(笑)
動けないのでそのまま待っていました。(笑)

モロー美術館のこの螺旋階段は本当に美しい。
壁面が見えないほど、モローの作品に埋め尽くされたこの美術館は、
850点の油彩、650点の水彩、7000点以上のデッサンがあり、マニアに
とっては、何度も何度も足を運びたくなる美術館です。

螺旋階段を上った三階のアトリエからは、庭が見え、白い紫陽花が咲いていた。

二階にはモローの居室や寝室があり、生前のまま保存されています。
東洋風の壷や陶器、珍しい蝶の標本、敬愛するおかあさまの写真、
変わった時計、モローの愛用したティカップなどモローファンには、たまら
ない美術館です。

6月19日2ページ目に続きます。