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サン・マクルー教会の中庭の入口。   
この中庭は、ヨーロッパを襲ったペストの死者を埋葬したのだという。
私たちが歩いた庭の土の下には数限りない遺骨が埋まっているのかもし
れないが、今は庭にはピンクの薔薇が静かに風に揺れていた。

暫く私たちはここの庭の真ん中に座っていた。
ここを取り囲んでいる建物は中庭で、その建物の柱にはドクロが彫られていた。

共同墓地の名残なのでその関係もあるのだろう。
サン・トゥアン教会

この教会もフランボワイヤン・ゴシック様式で古い由緒正しい教会だと
いうことで内部に入りたかったが、こちらも閉まっていた。
百枚を超えるステンドグラスがあるのだという。
サン・トゥアン教会は公園の中にある。


市庁舎。

公園の中をそのまま歩くと市庁舎に着いた。
お役所なので日曜は休みで静かだった。
歩いていると傘を差してもらってる鳥かごがあった。
強い日差しから守ってあげるための飼い主の思いやりである。
鳥籠の中には鸚鵡がいた。もしや、フローベールの鸚鵡ではないか?
ルーアンで生きた鸚鵡を見る。これまた楽しい。

フローベールの鸚鵡が保管されているフローベール記念館や邸は日曜
は休みで今回行くことができなかった。
ルーアンはバルコニーや窓からお花が溢れてる家がいくつかあった。
全体的には飾り立ててるような印象の街ではないのだが、時々華やかな
演出をしているお家を見かける。
お花の種類はこの写真のように多種類のお花もあるが、スイスのように
ゼラニウムを好む家もあり、ラベンダーだけのお家もあった。
ルーアン美術館。

事前に、ここのコレクションがすばらしいというのを知り、ルーアンへ
行くことに決めたのもあるが、実際、訪れてこの美術館はすごいと実感し
た。主に16世紀から20世紀の絵画コレクションであるが、アングル、ドラ
クロワ、ベラスケス、ジェリコー、モロー、モネ、ルノワール、シスレー、
カイユボット、モディリアーニ、そして一番印象に残ったカラヴァッジョの
「キリストの笞刑」
モネの描いた大聖堂は1枚しかなかったのが意外だったが、ルーアン派の
画家たちの部屋やジャンヌ・ダルクの部屋などがあった。
売店が美術館目玉の絵画の絵葉書をあまりおいていなかったのが残念。
館内の写真撮影は禁止だった。
ルーアン美術館を堪能したあと駅に向かって歩きます。
また、ジャンヌ・ダルクの幽閉されていた搭が見えてきました。
ジャンヌ・ダルクの搭の前を通ると、あらら、開いている!
ここが公開されていることを知らなかった私たちはビックリ!
月曜〜土曜は10:00〜12:30 10:00-18:00 日曜は14:00-18:30だそう
で、日曜だったこの日は午前中開いていなかったのですね。

搭の中に入りました。入館料は1.5ユーロでした。
この旅、凱旋門、ノートル・ダム・ド・パリと螺旋の階段を上ってきましたが、
一番、足元の悪い階段でした。
ジャンヌもこの階段を上ったのでしょうか。

螺旋階段を上って上につくまでの間に2つホールのようなところがあり、
ジャンヌ・ダルク関連の展示物がありました。

これはステンドグラス。 甲冑を身に纏ったジャンヌが旗を掲げて進むところ
です。

この油彩はルーアンで幽閉されてからのものです。
もしかして、この絵が飾られていた場所での様子を描いたのかもしれない。
この絵にとても惹かれるものがありました。私のジャンヌのイメージに近か
ったからかもしれません。

搭の中の椅子。
ルーアン駅です。パリに戻ることにしました。
電光掲示板でホームの確認をします。

行には来なかったのですが、帰りは車掌さんが検札にきました。

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