シヌ国滅亡記 あるいは死して生きよという呪の文体の書法の記述から解読にいたる






私のつぎのうたは」わたしがよんであげないと
あらわれられないから、わたしとコラボするわたしが待っているから。
てな理論(Y・Y理論=ヤマシナ・ヤシマ理論)はいかがです?
>>yashima


このとしの8月6日9日は新聞も読めず過ぎにけりはや  矢嶋博士






わいわいりろん  って、なんとか用語みたいだけど、
中身は、短歌を詠みあうってことですか???
>>mashiro


しづかなる夏の真下にひろしまの黒き向日葵横たはりけり  山科真白






どう?すこしは涼しくなりまして?
よけいに暑苦しくなってきたわい

などとおっしゃらずにわが書中見舞いうたをドーゾ。
>>yashima


八月のアスファルト燃やす窯のうへにも木陰すずしき闇あれば拠れ  矢嶋博士






しょっちゅうおみまいには笑いました。>>mashiro


寄り添ひて影の重なりあふを見る夏の夢より遠きたまゆら  山科真白






で、このYY連作、おもしろくなってきてをります、作品の質としても。
  と、考えているわたしですがどーなのでせう。
>>yashima


ただに冷えた水ではだめで冷蔵庫のこほり四五個をはふりこみしよ  矢嶋博士






また、暑いor熱い に 引き戻してしまいました。
次はあなたの番ね、次はね。みたいになってしまうの超弱い。
>>mashiro


カサンドラ 火刑のをんなのブロンドがちりちり燃えて黒くなるまで  山科真白






それはわたしもおなじです。いきなり切れるのあり、で。>>yashima


セミのみみ聞こえてゐるかとファーブルは大砲ぶつぱなしけりはや  矢嶋博士






今日は兵庫県立美術館にクリムトを見に行きました。>>mashiro


この橋の向かうにそつと置かれゆくうすくれなゐのちひさきこゑは  山科真白






それと、ましろさん、大長編小説いかがです。この調子で。>>yashima


マクドに顔憶えられブラックですね 頷ひてしまひぬ砂糖―、といへず  矢嶋博士






あ、書き忘れましたが、ファーブルの歌、いいですね。good。>>mashiro


いにしへの熱砂がぱらりと零れ落ち、木乃伊を探しに行こうよシヌヘ  山科真白






ましろさま
ファーブルのじーさまがそれはそれはおおよろこびしてをりましたこと
つつしんでごほうこくまで、あな かしこあなあな かしこ。
長編しませうね。やしまひろしはちがつじふよつか 2003
>>yashima


シヌといふところにいまも生きておはすわたくしのもとも大切のひとが  矢嶋博士






あのぉ、、、

シヌの国ってあるのでせうか?

いえいえ。この矢嶋さんのお歌はこのままで全然かまわないのでございますが、
あるのなら、どこに?いつ?を教えてくださいー。

私は、シヌヘ(しぬへ)と書いて固有名詞体言止でごじゃりましたー。
>>mashiro





わたしは「へ」をひらがなで読んで、風と共に去りぬの『タラへ』
をおもい、木乃伊の暮らしている、あるいは埋まっている「ところ=地点」を
『シヌ』とおもいこんでしまったようであります。
『シヌヘ(しぬへ)』というのは、初めて聞く「固有名詞」です。

それは(『シヌヘ(しぬへ)』)はいったい実体は なんだい?ってなものでありまして。とほ・・・・。

でもまあ、『シヌ』という王国がどこかにあっても不思議じゃないわけで。←  ふしぎじゃあー

これからましろさんとわたしが迷い込んで行く(創造してゆく)地面とでもしておきませう
                                      
  では、

  花札のボーズのやうな月がでて 卵の黄身の血のにじみたる

やしまひろし だいなんかいめかの敗戦記念の日2003年
>>yashima





うんうん。 「へ」を平仮名で読んじゃうよねー。
まぎらわしくてごめんなさい。
シヌヘ というのは、ミカ・ワルタリの『エジプト人』の主人公。


 花札のボーズのやうな月がでて 卵の黄身の血のにじみたる

シヌヘのあと、このお歌にかえはるのですか?>>mashiro





いいえ、なんか歌をいれないとさびしいかなー
なんて、と。

つぎのましろさんのうたの そのつぎの予約歌というくらいの
で どーですやろか。
>>yashima





えぇぇぇ、、、、ほんまかいな・・・・・
あーー。私、模写するなら、聖母子を描きたいなぁ。

では、おやすみなさい。
>>mashiro


みづを踏む踵のやうにしづむうを海のそこまで濡れてゐるらし  山科真白




花札のボーズのやうな月がでて 卵の黄身の血のにじみたる  矢嶋博士




ほそき月かすかに黄なるにほひして金糸雀つひに老いてゆきたり  山科真白




ましろさん
シヌの森があらはれました。
>>yashima


シヌの森のみどりやきみがゆくために晴れ晴れとあめに濡れをるあらむ  矢嶋博士






やしまさん
虎があらはれました。
>>mashiro


此の森で我を食みたき虎に逢ふ 服を着たまま食べられませう  山科真白






ましろさん、プロローグは順調にきてをりますね。
物語りにひつような「もの」たちがあらわれだしました。という意味で。
もうすぐ大長編に自然にはいりこめそうです。
いままでのやりとりもそのまま、活字化します。
という提案を。
>>yashima


いにしへゆシヌのをんなは しろたへのシヌの服着て死にゆきし。 もの  矢嶋博士






やしまさん、えぇぇーー
えらいことになりましたねー。
まだ、プロローグなんですか?
もうおわろうとおもってんのに・・・・(笑)
>>mashiro


天満月 死なせはしない恋人のまろき乳房にかほをうづめて  山科真白






8/17 そとはつめたいあめ。あぢさゐの葉にあたつてポツ ポツ
跳ねてをります。
 >>yashima


そのちふさわれはかつて後ろよりさぐり羽交い締めにまさぐりやまず  矢嶋博士






8月20日。冷夏が嘘のように暑い日になりましたね。
今年の紫陽花はなぜか大阪のお初天神でみました。ひっそりと控えめにガクアジサイが咲いていました。
今日は、デルヴォーの描いた受胎告知の絵がどこの美術館蔵なのか知りたくて探していました。
その絵のなかのガブリエルは完璧に女性として描かれていてデルヴォー特有の白い肌と長い髪と大きな瞳。
ガブリエルはオリーブらしきたくさんの木の葉でからだを包み、乳房だけあらわにしています。
そして百合ではなく白い小花を左手に持ち、髪にも飾っているの。
マリアは神への忠実さを象徴する青い衣を纏っていますが、ガブリエルと同様に両乳房をあらわにしています。
雲ひとつない青い空の下で天使とマリアは視線もあわせることなく向かい合っているのです
>>mashiro


美しき天使は百合を忘れたり マリアはいつしか午睡の気配  山科真白






受胎告知のふたりはめとめをあわせていないのがおおいみたいですね。
これはくち(天使の)からみみ(をんなの)へこゑとしてつたへられるものだからでせうか?
告知。告げ知らせる。
わたしもひとつにほんじんのじゅたいこくちをかいてみようか。
構図がひとつ、うかびあがってきてはいるのですが。
2003年8月21日朝、セミが元気にないています
きのふのゆふこくかなかなのこゑをききました。たったひとりでないている。
>>yashima


死んでゆくほかなきものにおまへたちを生みき。そのこと ときどきおもふ  矢嶋博士






  日本の受胎告知楽しみにしています。
小さな頃から親に連れられてよく美術館に行きました。
彼らは絵や画家の情報を私に一切与えませんでした。
本物を知る喜びだけが伝われば十分だと思ったのかもしれません。
気がつけば、自分の子供にも同じようにしています(笑)
人は生まれて、生まれた途端、死に向かって歩いていきます。
時々思うのです。人ってそんなにえらいのかしら。世界を支配して。
>>mashiro


獣の子魚の子鳥の子人間の子等しく生れし森の真中に  山科真白






  『シヌヘ』
見れば うつくしい 字面
聴けば ゆたかに 響く
思えば なつかしいわれらが森まちいきもの

へ は 【 e 】 と読む人がいてはるかな距離に胸をしめらせ
【 he 】 とよみ木乃伊医師やゆたかな大地を眼前にさせ

おおシヌヘわれらが凍りつきたるこころをほどきときはなつことをせよ
>>yashima


ゆふばえはわがうへに残りもはや夏もをはらむかカナカナのこゑきけり  矢嶋博士






  今日、図書館に『シヌヘ』が主人公のミカ・ワルタリの『エジプト人』を取りに行きました
この本を原本で購入するのはもう無理かもしれないので。
神戸市中央図書館にもう何十年も前からあるこの本は1950年発刊の初版本です。
背表紙のタイトルはもう消えてしまって上から書き足しているようです。
本を開くと紙はすっかり赤茶けてしまっています。
古い紙の匂いが、鼻をつくこの本に書かれた物語はこのような文章からはじまります。
>>mashiro

センムトと、その妻キパの息子なるシヌヘ、
すなはちかくいふ私がこれを綴る。
この手記は、ケムの国(エジプトの古都)の神々の栄光を讃へて捧げまつたのではさらさらない。
おお、神々にはまつたく倦んざりしてゐるのだ。さらに国王の栄光に捧げんがためでもない。
彼らの所業にも厭きはててゐる。とはいへ、わが未来への不安からでも、ましてや希望を抱いて
書きしたためるためのものでもないのだ。
ただただ私自身のために記すのである。


いつぴきの蝉の骸と擦れ違ふゆふぐれ近き図書館の前  山科真白






きょうは休みなので、1日中うたについて考えてる。
さきほど灼熱地獄のわが部屋から脱出、
淡路駅前ダイヤモンド(ここのゆで卵旨し)に避難して
レーコー一杯とタバコ数本でいきかへり、60分ほどボーとしていると
以下のうた、二首を得ました。
>>yashima


わが中学2年の夏や図書館ゆファーブル昆虫記盗みだすみゆ  矢嶋博士



シヌ川のははなるみづの深ければしづかの海に向かふいきもの  矢嶋博士







  絵を送っていただきました。
不思議な絵です。

さて、シヌの森には川もあるのですね。そして水は海にそそぐのですね。
>>mashiro


銀色の斧がしづむといふ川に預言者はいま辿りつきたり  山科真白






昨日のあのあさの大突風雨はなんだったのでしょうね。
神戸午前5時―大阪午前6時だとすると
その雲の時速は
時速神戸真白―大阪ヤシマキロ
ということになります。なんキロメーターになるのでしょう?
>>yashima


乾くまゝの並木を白うするまでを風雨(かぜあめ)くると シヌの神をおもふ  矢嶋博士






今日もまた雷鳴を聞きました。
今年地球に近づいているという火星を今夜はみることができません。


『エジプト人』より
私はその日のうちに、ナイル河の岸辺に戻り、その水を飲み、葦の茂みに横たはり眠つてしまつた。
足は傷つき裂け、手からは血がにじみでてゐた。
砂漠は視力を奪ひ、身体は日に焼けただれてゐた。それでも私は生きてゐたのだ。
綿のごとく疲れ果ててゐたため、浅い眠りに痛みも忘れられた。

シヌヘは女に騙されて何もかも奪われ両親の命さえも消えてしまいました。
しかしシヌヘは生きてゆくのです。
>>mashiro


生きてゆく理由はけふも見つからずさらさら熱い砂の音だけ  山科真白






>しかしシヌヘは生きてゆくのです。
ちから強い散文。
その雲の時速は
散文の力、を感じます
>>yashima


もはやとぶのをやめしセミの道にうつぶすありあるは仰向けるあり  矢嶋博士






 

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天使の画像を使わせていただきました-thanks!